現役美容室オーナーの独り言。。美容室ってメチャメチャ多いですよね。。。
2018/03/22
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2018/03/22
「やっぱり美容室できたね~」「美容室ありすぎて。。」サロンでよく耳にする言葉です。聞かない日はないくらいかなと、、逆にお客様から美容室ができたことを教えてもらうことも多いです。大体の美容室が今は内装もよく価格も似たり寄ったり。ネット集客が主流になっていていろんなポータルサイトで掲載。ポータルサイトに綺麗に並んでその中で「うちのサロンが一番」とカスタマーの興味を引くように写真や文字での装飾。その戦いで一番行って見たいと思ったサロンがお客様を獲得していく。
「本来美容室ってそうだっけ?」とかなんとなくずっと思ってた私ですがそれを発言できる場所も機会もなく時代に流されてきました。
「あ、ブログとかで発信してみよ」がきっかけです。知人からみたら「あいつ急にブログはじめたな」、」「病んでんの?」とか思われるようなキャラクターなのですがこんなきっかけです。w
決して病んだりしてないのでご心配なく。
業界や時代のことをなんとなく呟いていこう思います。私からの視点から呟くので反論ある方も読み流してくれたら幸いです。wうちのサロンを知ってもらうきっかけと共感してくれる人が増えたらいいな~って感じです。いろんな美容師さんがブログやってる中、私は文章力とてもないのでそこは多めに見てください。w
そもそも美容室って何件あるの?
正確なデータはわかりませんが美容室だけで全国で約25万件!
って数字じゃわからないですよね。w
比較として
・コンビニで6万弱
・信号機で約20万機
ね。w
これみると数の多さにビックリしますよね。本当に稼働してる美容室は20万弱とは言われてますがそれでも多いですね。交差点1つに対し美容室が1件以上ある計算になります。これけっこうやばい数字ですよね。。w
単純計算で
人口1億3000人として
1億3000万人/25万件=520人
1件あたり520人
の顧客のお客様がいる計算になります。
現在美容室に行く周期は毎年伸びてるデータも兼ね合わせると
平均3ヶ月計算
520人/3ヶ月=173人
173人/30日=1日6人弱のお客様
価格の低下により毎年お客様一人当たりの平均単価も下がってると言われてます。平均で7000円弱。
7000円×6人=42000円(1日)
42000円×30日=1,260,000(1ヶ月)
ざっくりこれが業界の平均。。
これに対し美容師の数は全国で50万人
1サロンに対し2人。。これって少ないですよね?w
ざっくりな数字なんでこれにサロンの定休日、スタッフのシフト、営業時間など様々な条件、状況などを考えればゾッとする数字かと、、
なにが言いたいかって美容室有りすぎ!人足りなすぎ!価格下がりすぎ!!
ということです。
でもこれ現実。いかに生き残っていくか、一人一人のお客様の重要性、スタッフの大切さがわかりますね。
ご来店頂いたお客様や日々来て頂いているお客様にどれだけの感謝の気持ちで接していたか改めて考えさせられる数字かと思いますよね。
ここから新しい投稿になりま〜す。
ブログ慣れしてないのと文字打つのメチャメチャ遅いので一気に書けません。。w
では美容師ってどんな存在かなとふと思った今日この頃。
いろんな場所で美容師としてお客様に携わってきた僕です。幸い周りの環境に恵まれ、いろんな経験をして来れたと思う。自分のこれまでの美容人生と、その時の想いを紹介しながら今の価値観を僕なりにまとめてみます。
↑金髪クソ野郎時代。山形いるときはだいたい金髪。
まず高校。進路決める時に中二病をこじらせてた僕はとにかくかっこいい職業につきたくて美容師を目指すことに。(成績も悪く進学できなかった言い訳ですが)
そんなふわっとした雰囲気を両親に見抜かれ猛反対似合う。天邪鬼な僕は反対されればされるほど美容師になりたいと変な覚悟が生まれ美容学校ではなく美容室にそのまま就職。訓練校とう特殊なシステムで美容師免許取得。
最初のお店はとにかく厳しい。。朝練夜練、ノルマは必ず達成、言い訳許されない。。。とにかくお客様が絶えない激務。。。自分の甘さを痛感。。。。
とにかく心を何度もおられました。今となっては感謝しかないしその時お世話になったオーナーには同じ立場になった今は尊敬の気持ちしかないですね。
ここで美容師の体と心が作られました(とてもとても感謝)
○お客様との関係性
地元のサロンということもありお客様との距離は近め。10代でアシスタントということもありお客様との関係性というより自分のことにしか興味がなく、とにかく技術に貪欲時代。
地元のサロンでの厳しい教育を受ける間に東京への憧れを強く抱くようになり20歳で上京。
銀座のサロン、百貨店のインショップサロンと転々とし衝撃を受ける。
「接客半端ない」
言葉遣い、トーン、電話応対、何をとっても自分には真似できないものばかり。地元サロンとの接客レベルの差に驚愕。自分には何一つないものをみんな持っていました。焦りしかないしとにかくお客様に携わるのが怖かったですね〜。(なまりやばかったし。w)
土地柄もありいわゆるお金持ちのお客様も多く、接客ではなく接遇が求められる環境。
なんとか食らいつきありがたいことに指名もいただけるようになりました。(訛りがウケたのかも。w)
ここで接遇を学べましたね。
○お客様との関係性
今までは近い距離で接していたお客さんでしたがここでお客様に。とにかく丁寧。快適に過ごしてくれるような空気造りの徹底。名前でお呼びする。カルテに事細かく内容を書く。お客様毎に有線変えてBGM変える。言われなくてもそのお客様の欲しいもの、して欲しいことを先にしようといつも心がけていました。お客様様という感じでしたね。指名してくれるお客様もそこがいいと思ってくれてたと思いますね。なのでお客様はとてもとても高い場所にいる感覚で接していた時代でした。
銀座・百貨店の美容室と割と硬めの美容室から新宿の業務委託系の美容室に入社。
「業務委託」という言葉がまだ浸透してない時なので不安な気持ちはありましたが先輩のサポートもあり入社。
正直驚き。お客様との距離が全体的に近い。若いお客様も多いからか割と近い距離感にびっくりしました。
技術面でも色々な美容室出身の人が一つの美容室に混在していて、いろんな技術や理論を学ぶことができました。
今までと一番違ったのは
「お客様楽しそう!!」
美容室内はBGMの音が聞こえないくらい会話がとびかっていて、みんな楽しそうにしてる!!
技術・接客を受けるというより会話をしに来ているという感覚。
単純に「仲良いいな〜」って感じ。
自分の中で何かがくずれたきさえしましたね。
今までいかに快適に過ごしてもらいいい技術を提供しようとばかり考えてサロンワークしていた僕でしたが、違う満足のさせ方があるんだなと感じた。
○お客様との関係性
今までお客様に対してすごく下から接客していたのですが、少し近めの距離感で技術以外のくだらない話などもするようになる。
美容室にいる間の1時間〜3時間くらいの間は少しでも楽しんでもらえるようにと変化しました。
今まで担当させてもらっていたお客様にも「明るくなったね」と言われるくらい。(暗かったのかな。w)
色々違う角度からお客様と接して来ましたが、逆に『お客様からみた美容師とはなんだ?』
これは僕自身の目線からですがずばり
【お客様にとっての美容師=人生の一部であり家族や友人】
人生において色々なシーンがあります。
人一人一人いろんな数々のイベントを経て今がある。
その時の髪型なんてあんまり覚えてないかもしれませんが、そこには必ず僕たち美容師がいると思います。
入学式・卒業式・成人式・入社式・結婚式などなどいろんなイベントがあると思いますが、僕たちがそこには必ず携わって来たと思います。
そうなんです。実は僕たちは多くの人達の人生に大きく関わっているんです。もしその時髪型が決まっていなかったらいい思い出も悲しい思い出になっていたかもしれない。もしその時髪型が気に入っていなかったら幸せな気持ちは少し減っていたかもしれない。
責任重大ですよね!
1日多いと何十人ものお客様に携わっていますがその一人一人に人生があり、ドラマがあり、僕たちがいる。
人生に密着しているんです!!
なので『僕のお客様とは』の応えは幸せにしてあげたい存在
【人生に密着させて頂き、そのお客様を幸せにできるのが美容師。】
お客様の友となり家族となり時には手となり足となる。
人の幸せのお手伝いをできるなんてとても幸せな仕事ですよね♩
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
また独り言にお付き合い頂けたらと思います。
オーナー ショータ
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