サロン (独り言) 現役美容室オーナーの独り言。。美容師の給料は安いの？美容師の3つの働き方解説|REM 「山形県、長野、神奈川、東京」にある美容院（美容室）｜ブログ

みなさんこんにちは！独り言の時間です。

美容師の働き方のイメージってあんまりよくない？

「立ちっぱなしで大変よねー。」「ご飯食べれてる？」「朝早くて夜も遅いんでしょ？」

などなどお客様から心配されることも多いと思いです。

まー正直この辺は慣れだったりもするし僕はお客様と喋ってたら1日終わっちゃったり逆に

「座りっぱなしのデスクワークの方が大変じゃない？」とか思っちゃいます。

これは相性も有りますかね。

でも一番のイメージとして「給料が安い」

このイメージ嫌ですね〜

ってことでこのコラムでは美容師の働き方と実際の給料の視点も交えながら僕なりの解釈で書きたいと思います。

間違ってたり反論は直接連絡ください。飲みに行きましょう。w

①社員

　いわゆるサラリーマンです。大体が「固定給＋歩合」又は単純に時給計算（パートさんなど）が多いです。

働く側のメリットとしては社会保険・労災・雇用保険がつくということ。

（この後解説する業務委託系美容師、フリーランスはこれがないことが多いです。

お店単位で労災保険に加入してる美容室もあります。ちなみにうちは保険入ってます♪）

支給されるお金としては一番低いですね。

「固定給＋歩合＋交通費＋各種手当ー健康保険ー厚生年金ー雇用保険ー所得税＝手取り」

て感じです。額面４０万円だと７万円くらい引かれて３３万円くらいになりますかね。

ただ忘れちゃいけないのは会社も健康保険と厚生年金の部分は半分負担してくれているということ。

自分が払ってる以上に実は国に収めているということになります。これは大きい

主に女性が多いと思いますが、産休・育休が取れる。（これは会社によります）

怪我しても大丈夫。これも美容師ならではですが大きいですね。手を怪我してたら仕事できないですもんね。

働く側のデメリットとしては個人で感じ方は違いますが会社からの縛りがあるということ。業務委託やフリーランスと違ってシフト・休み・教育・事務作業などある程度のルールの上で会社主体で働かなければいけません。手取りが業務委託やフリーランスよりも少ない。ただこれは個人差がありますね。会社が半分も負担してくれてるという考え方もできます

管理側のメリットとしてはある程度会社のルールに縛れるということ。シフト、休み、時間などある程度縛れます。従業員の囲い込みにもなりますね。産休・育休後も復帰してもらえるということは大きですね

管理側のデメリットとしては固定給がつくこと。売上が悪い月でも一定の額を支払います。歩合率低い会社だと「働いても働かなくても給料一緒だしサボろ」みたいな考えになるスタッフも少なから聞いてているのかなと思います。

モチベーション作りがとても重要です。働かなくても働いても固定給を支払うことからお店の構築を間違ったりスタッフのモチベーションをあげれなかったりした時の損害は大きいです。

②業務委託

最近流行ってますよね。業務委託系サロン。

フリーランスとも似てますが少し違う働き方。

「業務委託って何？」

僕もちなみに業務委託のサロンで働いてました。

もう馴染みになってますよね。文字の通りです。

「業務を委託するということ」

サロン側が技術者に業務を委託するということ。

・サロン側

サロン（働く場所）と材料を提供して集客したお客様にサービスを提供してもらいその売上の何％かを報酬としてスタイリストに支払う。

・技術者

サロンと材料を提供してもらいそのサロンに来たお客様にサービスを提供する。給料ではなく報酬として受け取る。

という感じ。

ざっくりいうとサロン側が外部のスタイリストに「集客するからサービス提供して」という形式。

なのでお客様からしたら普通のサロンなのか業務委託系のサロンなのかの区別はつきにくい。

大体のサロンはアシスタントはいなく最初から最後まで一人のスタイリストが担当する。

○社員＝売上→会社が給料計算と社会保険計算→差し引かれてから受け取る

　　　時給計算＋歩合の給料が多い。（よってシフトは縛られる）

　　　社会保険に加入できる分自分で払ってるものより倍額の保険料を支払っている。

　　　社会保険なので扶養も可。

　　　福利厚生が手厚い。（怪我やお客様トラブルも会社から守られてるイメージ）

○業務委託＝報酬として受け取り→確定申告で自分で税金と保険料の計算→税金の支払い

　　　　　固定給はなく完全歩合が多い。（よってシフトは割と融通がきく）

　　　　　国民健康保険での支払い。（扶養は不可）

　　　　　福利厚生は手薄（自分で賠償保険に入らなければいけない場合もある）

これが大きな違い。

社員の場合は会社が保険料と税金の計算をしてくれて自分の手元に来る時にはもう差し引かれた状態。

業務委託の場合は報酬として受け取り自分で計算して税金を払う。

順番が違うが経費を計上して計算できるので税金を削減できる（やりすぎる人のほうが多い気がするが）

なのでお客様からみたら美容院を予約して来店しているので全然区別はないですね。

技術者の目的は一緒。

お金の受け取り方が違うということですかね。

次はフリーランスのことを業務委託との違いを交えながら書きたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

オーナー　ショータ