現役美容室オーナーの独り言。。美容師の働き方の3つの変化
2018/04/12
03-5726-3512
REM(レム)>サロン>独り言>現役美容室オーナーの独り言。。美容師の働き方の3つの変化
2018/04/12
こんにちは。
独り言の時間です。
このコラムでは美容師の働き方の変化について独り言しようと思います。
3つの視点から独自の見解で書いていきますので読み流ししていただければ幸いです。
これブラックって言われる1番の要因ですね。
「タイムカードはこの時間に押す」「練習時間は労働時間?」「休日の講習会への参加」
まだまだ日本は時給に基づいて労働基準法があります。
働いた日数ってより働いた時間なのです。
1日8時間。一週間40時間。10人未満のサロンなら44時間。
例えば10時オープン20時閉店のサロンの場合これで10時間。仮に1時間休憩があったとして1時間残業になりますね。残業の場合時給×1.25で割増賃金が給料になります。
この場合雇用されてる側としてる側で36(サブロク)協定を結ばなければいけません。
本来これのどれか一つでも掛けてしまうと「ブラック」になるわけです。
僕がアシスタントの時は、、、言うまでもないですね。w
美容師の皆さんは経験あると思います。
朝練!夜練!テスト!
これは労働時間?
そもそも労働時間っていつからいつまで?
これとても重要!!
法的に労働時間とは【指導者の指揮命令下がある時間】なのです!!
極端なことを言えば
「話があるからこのあと飯付き合え」
「営業終了後ミーティングするので残ってください」
「練習しろ!!」
これ実は全て労働時間です。
時給発生します。しかもおそらく残業ですよね。。
ってことは練習を強制された場合時給発生しますよね。。
サロンのモデルハントも講習会も同じです。
上で説明した通り美容師は考え方によっては結構もらえちゃうわけなんですが、美容室の管理側もこれを強制に聞こえないように言い方気をつけたりとかしてるわけなんです。
でもなんか違和感ありますよね。
・先輩より早く来て先輩より遅く帰る当たり前。
・練習しない
・モデルハントも撮影する人がする
んー。。。
やっぱり違和感。
美容師って技術大事ですよね。専門学校出たからといって誰もが一人前にカットできるわけじゃないです。
「技術=財産」だと僕は思っているんですがそれを習得してる時間も給料払えっていうのはなんか違う気がするな〜。
「テスト勉強」皆さん経験ありますよね。あれって自分の為にみんなやっていたと思いますがそれでお金もらったことないですよね。家で勉強はできますがカットの練習を家でやれってのは結構きつい。だからサロンで練習する。
これの違いな気がする。
自分の為に練習に付き合ってる先輩もいます。先輩ももちろん給料出てません。なんで教えてるの?自分もそうしてもらってきたからと、この子の成長で自分もお客様をたくさんできるようになって助かるから。
ウィンウィンな関係性なんですね。この関係性、人間関係でスタイリストまでなる課程を僕は大事にしていきたいしこれをなくしてはいけないと思う。この人間味ある感じ好きなんだよな〜。w
ぜひこれから美容師になる人たちにはこれを大事にしていってほしいと思います。
強制ではなく自分の為。技術は自分を絶対裏切らないです。かけがえのない財産の為の時間です。
専門学校を卒業し、美容室に入店。
いきなりお客様の髪を切れるかといったらそうではない。
アシスタントで入りいろんなカリキュラムをクリアしていき試験を経てスタイリストデビュー。
この流れが一般的。
シャンプー→カラー→パーマ→ブロー→カット→スタイリストデビュー!!
大体がこのような流れ。
各項目にも細かく項目があり、平均すると約4年くらいかかるとされてきました。
(僕もデビューまで4年半かかりました)
ハードなサロンワーク外でレッスン、モデルハントなどの時間も考えると時間が足りないです。泣
サロンによっては撮影アシスタントもやりつつの場合もあるし、モデルをノルマ100人しなければならない場合もある。
自分にとって濃い4年半だったなと今なら思います。
がしかし!
今の時代の流れは早期デビュー!
1年〜2年でスタイリストなっちゃうんです!!
僕の同世代スタイリストなら「無理でしょ。。」
これが当たり前ですね。。
そう。。無理なんです。笑
自分達と同じカリキュラムをこなすのは
ではなぜ可能なのか。
SNSを見ればめちゃ若いスタイリストがスタイルあげてるではありませんか。。
可能なんです
無駄なことやらないんです!!
例えば僕がこなしたカリキュラムに円錐ロット、ロングロットのカリキュラムがありました。
これ今全く使いません。。笑
このように今全く使わない技術のカリキュラムをこなした事ある美容師さんいると思います
意味ないっすよね。笑
これがカラクリなんです。
早期デビューしたスタイリストもしっかりお客様を幸せにできている。
効率いいでしょ?
無駄とは思わないが使わない技術に費やしてきた時間をSNSの構築して個人集客増やすとか今提供している技術のクオリティーあげたほうがより
効果的だと思いますよね。
お店側も売上が立たないアシスタントより若くて勢いのあるスタイリストを雇ってるほうが人件費も読みやすいんですよね。
自分たちも時代に合わせた働き方をしていく必要があるのと、脳みそ柔らかくしてサロンワークや人材教育していかなきゃですね〜。。
今日はこの辺で。流し読みありがとうございました。
オーナー ショータ
Copyright© 2024 ACTgrow All rights reserved.